百日咳の症状と治療法※赤ちゃんへの対処の仕方

百日咳の症状「風邪かな?と思っているとしつこい咳が続く」

 

百日咳はその名とおり、「百日ぜき菌」という細菌の感染によって 起こり、潜伏期間は約7日間と言われます。

 

百日咳菌は気管支のすぐ近くのリンパ節に巣食って、気管支粘膜に
強い刺激を与えます。

 

百日咳にかかっても、初めのうちはかぜとの区別がつかないでしょう。
というのも、初期の症状はかぜと同じ様に鼻水、涙、咳、微熱が
出て、ちょっと元気がないかな…というものだからです。

 

百日咳の症状とは、そんな状態が1〜2週間続きます。
その後、ケイレン性の激しい咳が出るようになり、治療をしないで
いれば、この咳が4〜6週間も続いてしまう大変しつこい病気です。

 

「コンコンコンコンコンコン、ヒィーッ」っと、息が
切れるまで長く咳き込むような、ケイレン性の激しい咳
(レプリーゼ)が夜に起こる事が多いのが特徴です。

 

また、百日咳の咳はコンスタントにずっと続くのではなく
発作的に出るのも特徴です。

 

咳をしている間はチアノーゼと言って顔色は紫色になり、冷や汗を
かいたり、吐いたりすることもあります。

百日咳の症状に対する治療法

 

百日咳であるかどうかはケイレン性の咳でほとんど診断がつきますが
最終的には白血球の数を調べたり、菌をのどからとって調べ診断が
くだされます。

 

治療には抗生物質を使いますが、薬を飲んだからすぐには咳が
止まるというわけではありません。

 

薬の効果は現在の症状を悪化させない、長引かせないという程度の
ものです。

 

しかし、夜に咳が多いため、赤ちゃんは眠れなくて体力を消耗
したり、吐いたりします。また咳をするときにいきむ為
目の結膜出血を起こすこともあります。

 

一番怖いのはひどい咳のため、気管支が収縮したまま呼吸が
止まってしまうと言うケースもあるということです。

 

呼吸が止まってしまうような咳が続く場合は人工呼吸器を使って
手当をします。

 

普通は通院で治る病気ですが、1才以下の赤ちゃんの場合は呼吸が
止まる可能性が高いので入院治療になることが多いようです。

 

 

百日咳の症状対策は早めの予防接種で感染をふせぐ事

 

百日咳菌が気管支にだけある場合は咳だけで済みますが
肺全体が侵されると「百日咳肺炎」を起こしてしまいます。

 

百日咳肺炎は非常に濃い痰が出て、肺が詰まり、死に至る大変
こわい病気です。

 

特に生後6ヶ月になる前の赤ちゃんの場合は、死亡率が高くなる
ため、早めに予防接種をして百日咳に感染しないようにすること
が、何よりも確実な方法です。

 

百日咳の予防接種は、ジフテリア、破傷風とともに、3種類が
一緒になった、「3種混合ワクチン」を接種することになっています。
接種期間は3ヶ月から90ヶ月、つまり7才半までの間とされています。